
南国に雪の降った、積もった、年末とお正月。
僕は、年が明けてからは、熊本阿蘇郡の小国町で静かな時間を過ごしていました。
もちろん、小国でも雪は降っていて、いつも緑ゆたかな景色が、
真っ白な山々にかわっていました。美しかった。
僕は、夜に見る杖立温泉(小国にある小さな温泉街)の景色が好き。
5年くらいに前、雨の中、バイクで阿蘇を越えたことがあります。
凍えそうに寒くて不安な山の夜に、ふと現れた景色が、杖立温泉でした。
温かい橙の灯りと、温泉街の湯煙が、ぽつぽつと浮かんでいました。
小さなまちなのに、包みこんでくれるような安心感をもらったのをよく覚えています。
そんな想い出が残るまちで、おだやかに、年初めをスタートできました。
ゆっくり、温泉につかりながら、少しだけ、今年の抱負というかテーマを考えました。
昨年は、「出会う」だったかな。
とにかく、たくさん、出会いにいこう。そんな年でした。
その素敵な出会い達のなかから、
「あ〜、この人のあり方って、とてもいいな。」
と影響をいただく人との出会いがいくつかありました。
そんな人たちに共通していた印象があります。
「ていねいだなぁ」
とくに、「よく話を聞いているなぁ」というもの。
「出会う」というものは、ひきつづきにして。
今年は、「聞く」というものをひとつのテーマにします。
ただ聞くのではく、
せっかくの出会いに、
ただ通り過ぎてく時間にするのではなく、
なにか、どこかに刻まれたり、
次のことにつながる、きっかけをつかめるように。
なにかに動かされて夢中になっている人の
なにかを知れるように。近づけるように。
聞くチカラを身につけるというより、より近づけるようになるために。
今年は、うさぎ年。
うさぎのように耳を大きくして、よく聞くのだ。
そして、飛び跳ねるように、サクラ島大学は飛躍の年にしよう。
写真は、杖立温泉の路地うらら。
ユータ学長
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