2011年1月9日日曜日

うさぎ年、飛躍の年


南国に雪の降った、積もった、年末とお正月。
僕は、年が明けてからは、熊本阿蘇郡の小国町で静かな時間を過ごしていました。

もちろん、小国でも雪は降っていて、いつも緑ゆたかな景色が、
真っ白な山々にかわっていました。美しかった。
僕は、夜に見る杖立温泉(小国にある小さな温泉街)の景色が好き。

5年くらいに前、雨の中、バイクで阿蘇を越えたことがあります。
凍えそうに寒くて不安な山の夜に、ふと現れた景色が、杖立温泉でした。
温かい橙の灯りと、温泉街の湯煙が、ぽつぽつと浮かんでいました。
小さなまちなのに、包みこんでくれるような安心感をもらったのをよく覚えています。

そんな想い出が残るまちで、おだやかに、年初めをスタートできました。

ゆっくり、温泉につかりながら、少しだけ、今年の抱負というかテーマを考えました。

昨年は、「出会う」だったかな。
とにかく、たくさん、出会いにいこう。そんな年でした。

その素敵な出会い達のなかから、
「あ〜、この人のあり方って、とてもいいな。」
と影響をいただく人との出会いがいくつかありました。

そんな人たちに共通していた印象があります。
「ていねいだなぁ」
とくに、「よく話を聞いているなぁ」というもの。

「出会う」というものは、ひきつづきにして。
今年は、「聞く」というものをひとつのテーマにします。

ただ聞くのではく、
せっかくの出会いに、
ただ通り過ぎてく時間にするのではなく、
なにか、どこかに刻まれたり、
次のことにつながる、きっかけをつかめるように。

なにかに動かされて夢中になっている人の
なにかを知れるように。近づけるように。

聞くチカラを身につけるというより、より近づけるようになるために。


今年は、うさぎ年。
うさぎのように耳を大きくして、よく聞くのだ。
そして、飛び跳ねるように、サクラ島大学は飛躍の年にしよう。

写真は、杖立温泉の路地うらら。



ユータ学長

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