2011年11月8日火曜日

窓絵



オモイデトラベル ~枕崎 行き~ 「黒潮と太陽の街で、彼女とめぐるキヲクの旅。」のイメージビジュアル。とても気に入っています。

短い時間でつくってくれたデザイナー・トミーさん(冨永さん)とのやりとりは、夜中の3時過ぎくらいをまわっていた。その頃、企画のことを考えたりリードの直しの作業に夢中になっていた僕。あのリードを書いている最中は、色々なキヲクのスイッチが入ってしまい、懐かしさやせつなさで、アタマの中はぐるんぐるんしていた。そして、このデザインが届いた。
「そうそう、今のキモチはこんな色だわぁ」って、ピッタリ過ぎて一瞬で引き込まれていった。最初、真っ白だったバスの窓枠には、枕崎の空が描かれていた。タイトルの「黒潮と太陽」だと、ふつう青空をイメージしてしまうところを、たそがれ夕空色とは良い裏切りが心地良かった。その日の感じるであろうイメージとも、ピッタリだった。

夜中の電話でのやりとりは、やや興奮気味で。「トラベルは、今後いろいろな地に旅に出かけるだろうから。その度に、心に残る景色をもちかえることができるね。そんな景色を、いつも描けてゆけたらいいなぁと思ってつくったよ。」と伝えてもらった。
窓絵が増えてゆくことを想像するだけで、一気に楽しくなれた。景色をもちかえるというのも好きだ。自分が好きと思える特別な景色が増えるといいと思う。あそこは、有名な景色なんだよっていう説明じゃなくて、誇らしげに自分の思う良い景色を、好きな人たちに紹介できるように窓絵を増やしてゆきたいものです。トラベルをする大きな理由でもある。トミーさん、素敵なメッセージとデザインをありがとうございます。


> オモイデトラベル ~枕崎 行き~
「黒潮と太陽の街で、彼女とめぐるキヲクの旅。」

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