2011年11月26日土曜日
旅の出発前に。
オモイデトラベルの前日となりました。なんとか晴れそうでなにより。とっておきの「わぁ〜」ってなる爽快な景色があって、そこをみんなで訪れたかったから。明日は、どうぞ快晴を祈ります。
明日の旅を終えるまえに、今感じていることを残しておこうと思います。
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・このオモイデトラベルをつくる過程で感じたこと
枕崎の彼女役である、メンバーのみなみん。彼女の23年分のキヲクを手がかりに旅の企画をはじめました。彼女が、前半の会議で、たくさんのオモイデポイントを付箋で貼ってある枕崎の地図をひろげたことをよく覚えている。ひとつ、ひとつ、「ここは?」とオモイデを聞いていくやりとりを重ねるごとに、羨ましいなぁと思う気持ちが増えました。実際に行ってみても感じたけど、身近なところに昔からのキヲクが刻まれている場があって、今もそこで暮らしていることの豊かさ。それが、とても美しい景色だから、余計にいいなぁと感じている。
嬉しかったことは、旅の企画のうえで、彼女が改めて枕崎という故郷と向き合っている姿を見れたこと。枕崎に詳しいというお父さんとの、作戦会議のやりとりがあって、その様子の報告を何度か聞けたこと。真剣に向き合う人の姿はチカラをもらえるなぁと僕もたくさん刺激をうけていた。そんな関係がつくってゆきたいとも思った。
僕自身、こんなに「枕崎」という地域に向き合うことは、もうないかもしれない。この旅を終えたら、次もまた枕崎!ってなるかもしれない。どっちにしても、特別な場所になるだろうし、こんなふうに今までかかわりのなかった地域と向き合えっていくことは楽しみだし、価値があると思う。自分たちで、対象を決めて、ソコと向き合うコトの重要さをとても実感できたこと。授業をつくるのは、なにかを提供するというより、自分たちの決めた自由研究のテーマと、その途中経過を一緒に共有して、さらに深めるという感じがするなぁと感じた。
だから、明日の旅は、僕たちがまっさきに枕崎をみてゆきたいと強く思っている。
・僕が楽しみにしているポイント
明日は、全行程においてきっちりとコーディネートはしていない。僕たちが、今回出会って、訪れると決めた場にゆだねているところが多い。だから、当日僕たちも何が起きるか楽しみ。その地で待ってくれている人達のライブを見てまわるようなところ旅にしていて、気に入っています。そして、彼女役のみなみんが、この旅の途中でどんことを思い、終えた後にどんな表情をしているのか。とても、楽しみだ。明日は、タピオカトンネルのメンバーも来てくれるから、それぞれの表情や一緒にみた風景が写真として刻まれるのもとても楽しみにしています。
・どんな旅になってほしいか
僕たちは、開校前のプレ授業で鹿屋を巡るツアー型の授業を行っています。最後にみんなで見た荒平天神からの夕陽の時間がとても心に残っています。きっと、あの場にいくと、その日のキヲクが思い出されるのだと思う。参加者だった人が、もういちど鹿屋の旅路を巡ったのだと伝えてくれた。なんでも、大切な人ができて。その人にあの日見たものや、夕陽を見せたかったのだと。それを聞いて、なんともいえない喜びを感じた。そこには、いろんな喜びがある。僕らの旅路が、また誰かの旅路なったりオモイデにかわることも。そんな出来事を報告してくれる優しさも。だから、今回の旅も、また次に繋がる、大切な誰かに伝えたくなるようなものになることをとても願っています。
勢いあまって書いたけど、準備がまだ残っているので、このあたりで。
あとは、旅をして、そのとき感じたことを記録に刻みたいと思います。
では、明日、一緒に旅をしていただくみなさん、はりきってゆきましょう。
サクラ島トラベル
久保
P.S.
あと、数人なら受け入れ可能です。あっ、行けるわ〜という方いましたら、本日(26日)の20時頃までにお申し込みください。
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