2012年8月16日木曜日

webサイト移行のお知らせ

www.sakura-univ.net

2012年7月31日より、サクラ島大学のwebサイトをリニューアル公開しました。
これまでの活動の様子を伝えてくれる写真や、
インタビューイの方々が、話してくれたことを、残していけるように。

webサイトを考える上で大事にしたことは、「残す」こと。
これから続いていく活動のなかで、つくられる経過や、
遂げてみて感じることを残していきたいです。
何年か経過して、振り返ったときに、思い出すスイッチになったり、
誰かが見て心が動くこともあるかもしれません。
これから、プロジェクトの経過やレポート、インタビューだったり、
その様子を写した写真を、ここに残したい!
そう思えるような、webサイトに育ててゆきたいです。

試しながら、失敗しながら、変化しながら、記録してゆきたいです。
訪れる人にとって、また来たいと思えるところに。
参加してくれた人にとって、オモイデを綴るアルバムのような存在に。
また、ぜひ訪れてください。

新しいwebサイトはコチラです。

 www.sakura-univ.net



・今、おもう「サクラ島大学」のこと表しました。
サクラ島大学について

・サクラ島大学でとりくんでいることを集めました。
コンテンツ

・サクラ島大学の担いたいはたらきを考えました。
サクラ島大学に相談だ!

・フリーペーパー「かごの島 vol.1」がwebでも見れるようになりました。
かごの島

2012年7月23日月曜日

Thank You, Kawanabe!(経過報告会)

この夏、サクラ島大学は、かわなべで行われるGNJというイベントでごみブースを担当します。
Thank you, Kawanabe! 

実はかわなべは、ごみの分別がなんと20種類。この分別を10年以上前から行っています。

なんで?多くない? 
本当に?回収方法は? 
実際、地域の人達はどうしてるの?

調べてみたら、その20種類の分別に至るまでは、様々な理由と様々な想いがありました。 そして、すてきな人達の背中とたくさん出逢いました。

当日は、サクラ島大学がごみブース運営にあたって調べてきたことのご報告と、その中で出会った素敵な方、お話も面白く魅力あふれる方を、おひとりお迎えして授業を行います。

サクラ島大学では一緒にごみブース運営を手伝って頂ける方も募集しています。

この夏、何らかの形でイベントに関わりたい!
GNJに行くならスタッフとして関わりたい!!
とにかくイベントのお手伝いをしてみたい!!!

そんな方もぜひぜひ今回の授業でお待ちしております。
授業の講師は、20分別を決断した当時の川辺町の元環境担当課長である亀甲俊博さんです。ざっくばらんに当時のご苦労や想いをお話して頂く予定です。

ゴミの問題に関心のある方、行政と地方自治に関心のある方、森の学校について、また、GNJに参加予定で川辺でごみを捨てる者として知っておきたいと思われた方、川辺の良き隣人として話を聞いてみたいという方の多くのご参加をお待ちしております。

GNJ(グッドネイバーズ・ジャンボリー)の情報はコチラ



「Thank You, Kawanabe!(経過報告会)」  

【開催日時】2012年8月5日(日) 
【先生】亀甲俊博さん(川辺町の元環境担当課長)
【教室】鹿児島県民教育文化研究所(鹿児島市春日町4-60)
     *大龍小学校横。
     鹿児島市バス:2番線・6番線・22番線、いずれもバス停「大龍小学校前」より徒歩1分。
     JR 鹿児島駅・市電 鹿児島駅より徒歩7分
【開校式の流れ】

  14時40分~ 受付開始
  15時00分~ 授業スタート
  17時00分~ 授業終了

17:30より、交流会を企画しております。ぜひ、ご参加ください。
詳しい内容は、コチラより。(感謝祭。〜縁側deパーティー。歌と浴衣と焼酎と。〜)

【用意していただくもの】 
授業のメモ等に使われる文房具等は各自持参してください。 
※当日は、駐車場がございません。公共交通機関をご利用の上、ご来場お願いいたします。  

その他、授業に関するお問い合わせは下記にて。 
sakurajima.univnet@gmail.com  

お申込みフォーム  




当日の教室となる教育文化研究所は、昨年、サクラ島大学の開校式をひらいた場所でもあります。昭和十一年につくられた、以前は呉服店だった建物で、その後、教育のための施設につかって欲しいという思いから、学びを語らう場所として、これまで丁寧に守られてきました。椋鳩十さんに縁のある場でもあるそうです。緑ゆたかな庭園と、自然と心が落ちつくような懐の深い空間。学びにかかわる話が重ねられてきた時間が染み込んだ場所です。(昨年の様子は、コチラから)


感謝祭。〜縁側deパーティー。歌と浴衣と焼酎と。〜

感謝祭。
ありがとうのきもちをそのままに、そんな名まえの集える、楽しめる場をひらきます。

サクラ島大学をはじめて、あっという間の1年が過ぎようとしています。1年前の今の時季とかわらずに「緊張」をしています。前の年から、一年が経って、なにが変わったのだろうかと、考えています。なにがよくなったのだろうかと、考えてしまいます。

よかったこと。授業やイベントをとおして新たな出会いがうまれていったこと。唯一、本当にそうだと実感できるのものです。

様々な授業やイベントを支えてくださり、参加をしてくださり、かかわっていただきありがとうございます。

昨年の開校式は、緑ゆたかな庭園と、自然と心が落ちつくような懐かしさを感じる「教育文化研究所」という場所で行いました。夏のお盆の季節に、おじいちゃんの家に家族が集まる。 久しぶりに会う親戚のおじさんの話を聞いたり、従兄弟と遊んだり。そうめんを食べたり、縁側でスイカを食べたりした記憶。そんな親戚が集まるような、なつかしい風景のなかで、サクラ島大学の開校式をひらきました。

今年も、同じ景色のひろがる場所で、ささやかな交流の場をひらきたいと思います。これまでにご縁をいただいたみなさん、支えてくださったみなさん、これを機会に参加してみたいと思ってくれたみなさんが、新たにつながれる場になったらと期待をして。

夕暮れ時に、庭先の縁側を囲んで、おいしい食事や音楽を楽しみながら、心地良い時間をつくってゆきます。ぜひ、気軽に楽しみに来てくださいね。

※当日は、三人の素敵な方々に、夕暮れのなかで弾き語りの演奏をしていただきます。
(歌い手:壽浦 翼、濱崎 ソオ、コジマ サトコ)
※また、感謝祭のはじめる前の時間帯は、サクラ島大学の授業も開催予定です。そちらもぜひ、ご参加ください。詳しい内容は、コチラより。Thank You, Kawanabe![経過報告会]
※昨年の会場の様子は、コチラから。



「感謝祭。〜縁側deパーティー。歌と浴衣と焼酎と。〜」  

【開催日時】2012年8月5日(日) 
【会場】鹿児島県民教育文化研究所(鹿児島市春日町4-60)
     *大龍小学校横。
     鹿児島市バス:2番線・6番線・22番線、いずれもバス停「大龍小学校前」より徒歩1分。
     JR 鹿児島駅・市電 鹿児島駅より徒歩7分
【感謝祭の流れ】

  17時10分~ 受付開始
  17時30分~ 感謝祭スタート
        ●夕暮れ縁側ライブ
         歌い手:壽浦 翼、濱崎 ソオ、コジマ サトコ
  19時30分~ 感謝祭終了

【参加費】¥1,500(軽食・ドリンクの代金となります。)
[一品持ち寄り大歓迎]持ちよりは、おつまみからお惣菜、自信作の手づくりでも大丈夫です。


※当日15:00よりは、サクラ島大学の授業も実施します。そちらも、ぜひご参加ください。詳しい内容は、コチラより。Thank You, Kawanabe![経過報告会]

【用意していただくもの】 
※ぜひ、可能な方は、せっかくの機会なので浴衣でお越しいただけるのを楽しみにしています。(もちろん、自由な格好で参加は可能です。)
※当日は、一品持ち寄りなど大歓迎です。みんなで食べてみたいものなのどお持ち下さい。
※当日は、駐車場がございません。公共交通機関をご利用の上、ご来場お願いいたします。 
※できるだけ、ごみを出さない様に心がけたいと思っています。お気に入りのマイコップやマイ皿などをもってくると有り難いです。


その他、感謝祭に関するお問い合わせは下記にて。 
sakurajima.univnet@gmail.com  

お申込みフォーム  






2012年6月30日土曜日

Thank You, Kawanabe!


Thank You, Kawanabe!
~森のキヲクをたずね、寄り添うことで、わたしたちができること~


かわなべ森の学校。芝生のじゅうたんに身を投げ出し、空を見上げれば、雲に届きそうなくらい背伸びした木々が目に映ります。じりじりと肌を焦がすような太陽。GOOD NEIGHBORS JAMBOREE(GNJ)のその日、わたしたちは歌い、踊り、笑い、世界にたった一つの作品を創り出します。その一方では暗がりのなか、その日の役目を終えたモノたちがひっそりと校庭の片隅に集められます。満たされた心で家路に着くわたしたちを支えてくれたモノたちです。

わたしたちが残していったモノたちは、かわなべに住む人々によってしかるべき場所におさめられ、森の学校やそこを取り囲む美しい自然はそのあとも誰かの手によって守られています。

一本の大きな楠を真ん中に広がる記憶の風景。わたしたちが心に映し出す風景は、森の記憶でもあります。森の記憶にはあの素晴らしい環境を守るために力を尽くしてこられた人々の思いも刻まれているはずです。

わたしたちの記憶と森の記憶が重なる特別な日。たくさんの思い出を紡ぐその場所をきれいにして後にしたい。残されようとするモノを減らし、それに関わる人々にむけ光をともし、きれいに片付けたくなるようなきっかけづくりをしていきたいと思います。

サクラ島大学は、この夏のGNJにてゴミブースの運営を担当します。当日までの授業やGNJのゴミブースの運営を通して、GNJで出るゴミを減らし、美しい森の学校をそのままお返しするための取り組みを行っていきます。




Thank You, Kawanabe! 今後の予定。


・ [オープンミーティング] 7月8日(日)13時~
Thank You, Kawanabe!をどんな取り組みにしていくか?の作戦会議をひらきます。興味にある方は、ぜひ気軽に遊びに来て下さい。一緒に企画・運営をしていくプロジェクトメンバーも募集しています。

・[授業と経過報告会、交流会]8月5日(日)予定。※詳細は、後日掲載します。
Thank You, Kawanabe!に関する、授業を企画しています。先進的な川辺の環境への取り組みを知れる機会にしたいと思います。また、当日は交流会も予定しています。




Thank You, Kawanabe!  〜オープンミーティング〜

【開催日時】2012年7月8日(日) 【分野】環境
【教室】Brains Studio(鹿児島県鹿児島市船津町1-11 3F
【参加費】無料
【当日の流れ】
12時50分~ 受付開始
13時00分~ オープンミーティング開始
16時00分~ 休憩をはさみながら、16時頃を終了予定。


その他、オープンミーティングに関するお問い合わせはこちらまで。
sakurajima.univnet@gmail.com


2012年5月26日土曜日

タカプラキャンバスをもちカエル。


「タカプラキャンバスをもちカエル。」


天文館を歩く度に目にするタカプラビルのキャンバスイメージ。
季節が巡るごとに、色とりどりの写真と言葉が飾られ、街の景色になっていきます。

昨年の11月くらいに、飾られたタカプラキャンバス。
“すこし背伸びしてみる。”と言葉が添えられいた、いつもと違う空気をまとった一枚の女の子の写真。
何度となくビルを見上げていたことを憶えています。

そんなキャンバスがそのまま捨てられるのはなんだか寂しい。
なにか違うカタチとなって生まれ変わらせてみたい。

Takaplaさんと鹿児島美少女図鑑さんのご協力のもとに、まちの景色ともなっているキャンバス生地をつかってものづくりをする時間をつくることにしました。

当日は、あの大きな美少女の写真を会場いっぱいにひろげます。
参加者のみなさんには、それぞれに好きな場所を切りとっていただきます。
世界にひとつしかない生地をつかって、自分だけのものづくりをしましょう。
バックでも、カードケースでも、いろいろなものが生まれたらいいなと思っています。
集ったみなさんで、チクチクと裁縫を楽しんでいきたいです。

裁縫が好きな方、こんな機会でもないと普段の生活で裁縫することはないという方の参加をお待ちしています。

生地を切って、カタチをつくって、糸を通す。
タカプラキャンバスを、新たなカタチでもちカエりましょう。


※当日は、いくつかの作品パターンの型紙等を用意しておきます。また、裁縫やものづくりが得意な方にも、アドバイスをいただけるように来ていただくことになっています。
※当日は、鹿児島美少女図鑑の展示会場のなかで開催します。




「タカプラキャンバスをもちカエル。」

【開催日時】2012年6月9日(土)
【分野】ものづくり・裁縫
【教室】Takapla Gallery(タカプラビル6F)
【定員】20人
【参加費】1,500円 (材料費・針や指サックなどの費用)
【授業の流れ】
 13時45分~ 受付開始
 14時00分~ 授業スタート
 17時00分~ 授業終了


【協力】
Takapla

鹿児島美少女図鑑

【用意するもの】
※ 参加費1,500円が必要となります。
※ 当日受付も可能です。 (ただし、定員に達している場は予約の方が優先となります。)
※ 定員を超えた場合は、抽選とさせていただきます。

その他、授業に関するお問い合わせはこちらまで。
sakurajima.univnet@gmail.com

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2012年5月13日日曜日

時をかける街、お蕎麦と大切な風景と

オモイデトラベル ~蒲生 編~ 
時をかける街、お蕎麦と大切な風景と 


好きだった子の住んでいる街を歩くと、今でもせつなくなってしまう。
思い出の場所に訪れるだけで、色褪せずにその頃の情景がよみがえってくる。
何をするでもなく、満ち足りた時間を過ごせてしまう。

記憶することや思い出すことって、かけがえのないことだと気づける瞬間です。少し妄想するだけで、見慣れた道なのに違った景色がひろがる。また、行きたいと思えてしまう。言葉では伝えることの難しい、この衝動に応じるような旅をしてゆきたい。

 僕たちは、ここぞ!という名所や巷でウワサの場所を中心にするのではなく。
誰かのなかにある「オモイデ」を手がかりに、旅をつくってゆくことに取り組んでみます。

「オモイデトラベル」と名付けた旅の行き先は、ー 時をかける街「蒲生」。

蒲生でのトラベルを選んだのは、「かごの島」でのzenzaiを営むスケッチ作家の浜地さんのインタビューがきっかけでした。

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 「蒲生は三百年前から街割りが変わっていない。そしてそこが観光地にならず、みんな“武家としての想い”を持ちながら暮らしているように感じています。千五百年以上の樹齢を誇る大楠の感動と、三百年以上も受け継がれてきた武家屋敷の風景。千年と百年、2つの時間軸の層が、蒲生の街に知的な静けさを与えているのです。」
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浜地さんの話を聞いて、千年と、三百年の時が、今の暮らしのなかの風景となって目に映っている、歴史を感じるこの街へ、ぜひオモイデトラベルに出掛けてみたいと決めました。
今回、オモイデ案内人となっていただくのは、蒲生の地で三代にわたりお蕎麦屋さんを営む店主さん。蒲生で育ち、実家のお蕎麦屋さんをお継ぎになられ、現在も蒲生でいきいきと暮らしています。お蕎麦屋さんが、小さい頃から遊んでいたり、今も自分の子ども達と一緒になって遊んでいる場所。蒲生の街並を見渡せるとっておきの場所など、大切なオモイデのある風景を巡ってゆきます。

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オモイデトラベルは、ふだんの蒲生を知って欲しい。わたしの育った街を好きになって欲しい。そんな思いからつくられる、心のこもった旅のプレゼントです。縁もゆかりもない地域でも、旅の出会いから特別な場所へとかわる。そんな場所がふえてゆくことは、とても豊かなことだと実感しています。僕たちは、見知らぬ土地に旅する口実をつくり、もう一度、会いにゆきたいと思えるような旅路をつくってゆきます。また、ひとりの人の「オモイデ」が引き金となって、自分自身のキヲクを見つめ直す時間にもなるかもしれません。「オモイデトラベル」では、出来るだけめぐる場所や、たどる経路の中に、気づきのタネを散りばめておきますね。良き旅路となるように支度を整えておきます。たくさんの出来事を起こし、新たなオモイデを刻んでゆきましょう。

※前回のオモイデトラベルのレポートはコチラ
※前回のオモイデトラベルのアルバムはコチラ



オモイデトラベル(Omoide Travel)~蒲生 行き~
「時をかける街、お蕎麦と大切な風景と」

【開催日時】2012年5月26日(土)
【旅先】蒲生町
【定員】15人(先着順)
【参加費】3,500円 +昼食代
【トラベルの流れ】
 8時45分~ 鹿児島中央駅西口前(ビックカメラ側) 集合
 9時00分~ 出発
 10時00分~蒲生到着
 *蒲生・オモイデトラベル 〜前半~
 12時00分~ 昼食
 13時頃より 
 *蒲生・オモイデトラベル ~後半~
 *コースはオモイデ案内人のキヲクをてがかりに蒲生町のいろいろな場所を巡る予定です。
 18時頃〜 鹿児島市内へ向けて蒲生を出発。
 19時頃 鹿児島中央駅西口前(ビックカメラ側)到着、解散予定。

*ツアーの内容に関する、詳しい情報や見どころは、随時公開してゆきます。
【トラベル情報】
http://www.facebook.com/sakura.travel

【用意するもの】
※ 参加費3,500円が必要となります。 また昼食等の飲食代は別途、各自負担となります。
※ 長時間のバス移動になるため、 酔い止め等の薬は各自お持ちください。
※ この授業は、体験型の授業です。できるだけ動きやすい服装をおすすめいたします。
※ 今回の授業は、先着順とさせていただきます。
※ 帰りの到着時刻は、予定時刻となります。到着が若干遅れる場合も考えられますので、余裕を持ってご参加ください。

その他、ツアーに関するお問い合わせはこちらまで。
sakurajima.univnet@gmail.com


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スケッチ作家の浜地さんの描く蒲生の街並み


2012年4月8日日曜日

いま、テンダーが思うことを。山へ旅立つ、その前に。



インタビュー

「オモイデトラベル」をきっかけに、「きく」ことへの興味が生まれました。「かごの島」をつくる過程で「インタビュー」というワークが好きになりました。話を聞きたいという人を、自分で決めて会いにいく。その人が辿ってきたこれまでや、いま思うこと、見えているものが、言葉となって放たれていく。それを、すくうように話をきいてゆきます。できるだけ、その人が出したいイメージのままに話をできるように進めたい。そのインタビューのやりとりの過程が、とても好きになりました。インタビューを終えたあとに、感じる充実感や心地良さも。

インタビューワークは、これからも続けてゆきたいと思っています。また、授業の場をつくることも、インタビューをつうじて、相互にみえてきたことから、生まれた気づきから場をつくっていきたいと考えています。





「いま、テンダーが思うことを。(山へ旅立つ、その前に。)」

これから予定をしている、あるインタビューがあります。今回は、そのインタビューを数人でわかつことを試みてみます。その人とのインタビューで見えてくることを、その場で他の誰かと見てみたい。どう思った?と、その瞬間に採れたての感覚を、お互いに言葉に出し合ってみたいのです。

インタビューイは、旅人・テンダー
テンダーは、アメリカ・ニュージャージー州のトラッカースクールにて、ネイティブインディアンの技術を学んでいます。その後は、技術を試し、磨くための旅を今もつづけている。昨年度は、縁あって枕崎のアースハーバーにて一年間だけ活動。火の技術を中心に、先住民族の技術をわかつワークショップをひらいていました。僕も、出会って数ヶ月ですが、かわなべ遠足でガイドをしてもらったり(その様子)、一緒にプレイバックシアターをつくったりと、かかわりがありました。ほんの数回だけれども、テンダーとの会話の後は、いろいろな気づきや感動が生まれる。別れた後に、とても心が晴々としていて、毎回心地良くなれる。ありがたい時間。そんなテンダーを、一度じっくりとインタビューをとおして時間を共にしたいと思っていました。

また、テンダーが鹿児島に滞在しているのは4月までだと聞いています。5月より、これまで磨いてきた技術をもって、宮崎の山へ旅にでかけるのだと。(ネイティブインディアンのように、山に何も道具を持たずに入り、滞在するよう。)
危険をおかしての挑戦だと思うし、ぜひその旅にでる前に、「いま、テンダーが思うことを」聞いてみたいと思いました。テンダーにとっても、良き旅の支度の時間となればと願って。

このインタビューは、旅を終えた後(何ヶ月も先、一年後とかになるのかな。未定だけど。)に、つづきをすることを約束に、ひらかれます。旅立つ前と、その後の思うことを放ってもらいます。そして、すくいます。

平日の開催だし、初めての試みなので、数人の参加を募集させていただきます。もし興味のある方は、ぜひ、ご一緒しましょう。

当日は、「しょうぶ学園」のある場所をお借りしての開催となります。最初に思い浮かんだ、居心地の良いところです。長時間の滞在ですので、リラックスできる場をお借りしました。昼食は、園内のおいしいランチをいただく予定です。こちらもお楽しみに。





「いま、テンダーが思うことを。(山へ旅立つ、その前に。)」

【開催日時】2012年4月17日(火)
【会場】しょうぶ学園(鹿児島県鹿児島市吉野町5066番地)
【定員】4人(定員を超えた場合は、抽選となります)
【参加費】¥1,500 (¥1,000は、園内でのランチ代。500円は、お茶代など参加費。)
【授業の流れ】

 9時50分~ 集合(しょうぶ学園:入り口駐車場にて)
 10時00分~ はじめに
 10時15分~ インタビュー午前の部
 12時00分~ ランチ休憩、園内を散策
 13時00分~ インタビュー午後の部
 15時00分~ おわりに 
 16時00分~ 終了

【用意するもの】
※ 参加費¥1,500 が必要となります。
※各自、筆記用具をお持ち下さい。

その他、授業に関するお問い合わせはこちらまで。
sakurajima.univnet@gmail.com


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