2012年3月13日火曜日
かごの島
サクラ島大学のフリーペーパーができました。
「かごの島」
桜島は、薩摩半島と大隅半島に囲まれたている島。かごのなかの島。かご島=鹿児島。そんな鹿児島という名前の由来の一説を聞いたことがあります。島は、それぞれの島で文化や風土が違うことが魅力であるように、かごの島という大きな島も、それぞれの地域でまた特徴や隠れた良さがあるのだと思います。かごの島で生まれている小さな物語をすくっていくという思いから「かごの島」と名付けました。
「どこで生きる?をめぐるインタビュー」
− 学びを口実に心地良いつながりをつくる。サクラ島大学の活動をとおして、これまで良きご縁をいただいています。そのご縁のなかには、人だけではなく、地域・場というものも大きく存在していました。これまで、縁もゆかりもなかった地域とかかわりをもつことで、鹿児島に大切な場がふえていく。オモイデの場が心に刻まれ、ふえていくことは、未来の暮らしにおいて、とても豊かなことだと気付きます。
そんな時に友人が、これからどこで生きる?をめぐって、旅にでかけてきました。
僕も、未来はどこで暮らし、生きていくのかはわからない。そんなことに気づき、考えていくうちに、出会った地域で、気になっている方々へインタビューを交わしたいと思うようになりました。その地を選び、その地で、どんなことを大切にして営みをされているのか。これから、少しずつ、それぞれの地域でたずねてゆきたいです。このインタビューをわかつことで、誰かのなにかのきっかけになることを願って。
「姶良で暮らす人に出会いに。」
今回、このフリーペーパーは、姶良土地開発さんの協力のもとにつくることができました。姶良土地開発さんは、姶良のゆとりある暮らし、四季を感じとれることを大切に住環境を提供している会社です。フリーペーパーのなかにも、「姶良で住まうこと」という切り口からお話を伺っています。代表の町田さんとのインタビューのやりとりのなかで、「姶良のまちには観光資源となるものがほとんどない。でも、豊かな暮らし方をしている家族がいること。住まい方に満足している人が多く暮らしていることが、姶良というまちの魅力だと思うんです。」と、お聞きしました。健やかな家族を、いきいきと暮らしているまちは、たしかにとても魅力を感じるなと良き気づきをいただきました。
姶良で、お話を聞いてみたいと思っていた人や、ご紹介していただ方など、5人の方にインタビューをしています。以下のような、疑問をもってインタビューにのぞみました。
・どんな営みをされているのですか。
・姶良という地域を選んだ動機ってなんだったのですか。
・姶良の暮らし心地ってどうですか。
今回のインタビューイは、
・くすの木自然館の「立山さん」
・ベーカリーカフェ カナンの「原口さん」
・珈琲豆屋 香煎の「鹿島さん」
・スケッチ作家、蒲生茶廊zenzaiの「浜地さん」
・雑木林と8つの家プロジェクトの「町田さん」
ぜひ、「かごの島」を手に取って読んでみてください。
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−現在、設置している場所
・Café Lactea Lactea・Bakery Cafe Chanaan・豆屋 香煎・蒲生茶廊zenzai・サンエールかごしま・鹿児島中央助産院・HATANAKA・地球畑・ジニスカフェ・しょうぶ学園・姶良市総合体育館・太陽スポーツクラブ・くすくす館・マルヤガーデンズ・D&DEPARTMENT Kagoshima・OWL・ヴォアラ珈琲(天文館)・CAFETO・作楽・araheam・+D設計室・トロイメロイ・coffee innovate・粧屋
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今回の「かごの島」を制作は、アイディアを生んでくれたブレストの丸野さん、インタビューを一緒に行い文章を綴ってくれたライターの里山さん、短い制作期間で最後までエネルギーを注いでくれた冨永デザインの冨永さんと、共に進めてゆきました。訪れたインタビュー先で、同じ風景をみれたこと、そしてそれがカタチにできて共有できたことに、とても満たされています。ありがとうございます。
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