2012年2月15日水曜日
「まちづくりで大切なこと。」
昨年にひきつづき、鹿屋デザインマーケット(2012年3月4日[日])にお誘いいただきました。
前回は、「かのやデザインパワースポットめぐり」と題し、デザインマーケットを起点に、鹿屋を巡る授業を企画しました。一日かけて、鹿屋の魅力を体感できた思い出が残っています。
そして、今年は主宰の建築家・川畠さんより「デザイン・まちづくり」をテーマにした学びの場をつくりたいとお声かけいただきました。デザインマーケットの会場となる北田商店街は、老朽化に伴いアーケードの撤去が決まり、これからの商店街をどうしていこうかと、皆で考えをめぐらせているのだとお聞きしました。
まちづくりというコトバは、敷居が高かったり、疑問をもたれたりと、少なからずいいイメージばかりではないなぁと感じています。まちの魅力は、住んでいる人や暮らしであり、営みをされている方々そのものだから。そんな想いのなか、今回「デザイン」と「まちづくり」というキーワードから、お話をうかがいたいとお願いしたのは、田北雅裕さん。「当事者になる」ことを大切にされる田北さんのまちづくりに対して考えていることを、商店街のみなさんや、デザインマーケット来場者のみなさんと、一緒にぜひわかちたいと思いました。
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田北さんより
「まちづくり」は、決して難しくありません。自分自身が、まちの住民=当事者であること。そんなシンプルな事実を自覚し、多様な人たちと協働しながら次の世代に希望を託す営みです。今回は、そんな「まちづくり」を進める上で大切なこと、そしてちょっとしたコツなどについて、お話しようと思います。
※北田商店街ではアーケード老朽化に伴いアーケードを撤去し、新しい姿の商店街を模索しております。商店街の現状についての説明と意見交換会も開催します。
田北雅裕
九州大学大学院 統合新領域学府 ユーザー感性学専攻
人間環境学研究院 教育学部門 専任講師
デザイナー / まちづくりプランナー
1975年 熊本市生まれ。2000年、学生の傍らデザイン活動triviaを開始。個人的な「想い出」を交換したり、公共の場に配置したりするプロジェクト「オモイデアンケート」を皮切りに、「まちづくり」「地域文化デザイン」という切り口から様々なプロジェクトに携わる。04年に熊本県杖立温泉街に移住。まちづくり機関「杖立ラボ」を設立し、住民の立場からまちづくりに取り組む。08年「南阿蘇えほんのくに」事務局長(~09年2月)を兼任。09年4月より九州大学 専任講師 。芸術工学修士(九州芸術工科大学)。
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鹿屋デザインマーケット・トークライブ
「まちづくりで大切なこと。」
【開催日時】2012年3月4日(日)
【教室】鹿屋市北田商店街(デザインマーケット会場にて)
【参加費】無料
【定員】50名程度
【開校式の流れ】
13時45分~ 受付開始
14時00分~ トークライブ・田北さんのお話
15時30分~ 休憩
15時40分~ 北田商店街の方よりお話
15時55分~ 田北さんと会場のみなさんと意見交換
16時30分頃 終了予定
※:本授業は、当日受付も可能です。 (ただし、定員を上回る場合は予約されている方が優先となります。)
その他、トークライブに関するお問い合わせは下記にて。
sakurajima.univnet@gmail.com
> 授業予約申込みフォームへ
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