「学ぶ」のまえに、考える。よりよく学ぶこと。
~働き方研究家のお話を手がかりに~
いよいよサクラ島大学の授業がはじまります。
僕たちは、学ぼうとする心がけひとつで、
きっとたくさんのことに出会えるはずです。
これから始まる学びの時間のために、
今まで見おとしていたことに、できるだけ気づきたい。
自分のなかの好奇心や感性のスイッチを、できるだけオンにしておきたい。
僕には見えていないものに、気づけたり、出会っていくことが上手い人は、
「なにがちがうんだろう?」きっとなにかが違う。
その違和感を、すこしでもひも解いていけたら、
今まで見えなかった風景が見えてくるのだと思うのです。
今回、そんな「学びのヒント」になるお話を、
働き方研究家の西村佳哲さんにお願いしました。
西村さんは、様々な方のワークスタイルやライフスタイルを、
インタビューして、その探検報告を本に書かれています。
ものごとにおいて、少年のように無垢な好奇心をもち、
丁寧な会話から「きく」という行為を、とても大切にされている方です。
西村さんは、インタビューという行為を、こんなふうに表現されています。
「僕にとってインタビューとは、人を通じて見えてくる風景に魅入ることであり、
その執筆は風景画を描く作業に似ています。」
どんなことを大切にしながら、どんなふうに探検をし、どんな風景を見ているのか、
その働き方や旅の記憶から、お話をしていただきます。
西村さんのお話を手がかりに、これから学んでいくその前に
よりよく学んでいくためのヒントを、考え、発見できるような時間になればと願います。
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西村佳哲(にしむら よしあき)
1964年/東京生まれ
プランニング・ディレクター
武蔵野美術大学卒。つくる・書く・教える、三種類の仕事。建築分野を経て、ウェブサイトやミュージアム展示物、公共空間のメディアづくりなど、各種デザインプロジェクトの企画・制作ディレクションを重ねる。
多摩美術大学、京都工芸繊維大学 非常勤講師。
大学などいくつかの教育機関で、デザイン・プランニングの講義やワークショップを担当。リビングワールド代表(取締役)。
全国教育系ワークショップフォーラム実行委員長(2002~04)。
働き方研究家としての著書に『自分の仕事をつくる』(ちくま文庫)、
『自分をいかして生きる』(バジリコ)、『自分の仕事を考える3日間』
『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』(弘文堂)、
『かかわり方のまなび方』(筑摩書房)など。
□ リビングワールドのサイトはコチラ
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※ この授業は、サクラ島大学の開校式のプログラムの中で開催されます。
申込みは、開校式の申込みフォームよりお願いいたします。(コチラ)
2011年7月7日木曜日
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