7月31日は、なんと全国の姉妹校の方々からも、
駆けつけてくれると、連絡をいただいています。
遠く離れた、みなさんとの再会もとても楽しみ。
開校式では、ぜひ、他県の姉妹校の方々との交流も楽しみに、来てください。
きっと、地域それぞれの、おもしろい取り組みが聞けると思います。
まずは、京都カラスマ大学のマキ姉さんからの作文です。
*サクラ島自由作文にかんしては、コチラ。
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知る、学ぶ、うれしくなる。
いよいよサクラ島大学が開校する。
という報せをうけて
わくわくと鹿児島というまちに
おもいをはせてみた。
ところが、
はせるおもいの行き先が
どうしてもぼんやりと
カタチのないまま時間だけがぎる。
わくわくがいつのまにか
ぼんやりと霧散する。
そんなことでは
いっこうに文字になりそうもなく
ああ、つまりわたしは
鹿児島というまちについて
なんにも知らないんだな
ということをおもい知った。
京都のことなら
なんでも知っている。
ひとも、まちも、みせも
そのいいところもわるいところも。
でも、
よそのまちについては知らなすぎる。
とくにとおく離れたまちについては。
それはつい最近、
東日本大震災のときにも
おなじことを感じたのだ。
東北。
それは遠いまちのこと。
おもいを届けようとがんばってみても
はせる思いの行き先がどうしても
どうしてもぼんやりとしてしまう。
じぶんのなかのその事実に
唖然としたりジレンマを感じたり
涙を流したり。
姉妹校
といったって特別な契約があるわけじゃないし
仲良しこよしごっこじゃないしでも、
姉妹校のあるまちというそれだけで
このプロジェクトに関わるわたしたちが
じぶんのまちのみならず
よそのまちに興味をもつ
おおきなきっかけになるのは
まちがいない。
シブヤ
ナゴヤ
札幌
ひろしま
東京のにしがわ
福岡
沖縄
そして
鹿児島
それぞれのまちに
「姉妹校があるんだ」って
言えることはちょっとした自慢で、
「姉妹校からやって来ました」って
甘えてもかまわないひとが
そのまちにいるということは
ちょっとした奇跡だ。
どんなちいさなことも
知るということはたのしいこと。
ゆたかなこと。
こころに刺激をあたえること。
すこしばかり安心なこと。
そのよろこびを
そこに至るはじめの一歩を
踏み出すちいさな勇気を
ひとりでもたくさんのおとなたちへ。
わたしたちが
この取り組みを通じて
こころがけているのは
そんなささやかなことかもしれません。
サクラ島大学とのご縁を通じて
鹿児島のまちをまっさらなきもちで
これから知ってゆけるのは
なんとたのしみなことでしょう。
2011年7月31日。
みなさんと一緒に
はじめの一歩を踏み出せることを
とてもうれしくおもいます。
祇園祭りの京都から
コンチキチンのお囃子とともに。
京都カラスマ大学学長 高橋マキ
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